こどもサンヨー! |
2月14日(木) 天気:雪
昨日に続き強い冬型の天気となり、1週間の予報でも雪マークが並んでいる。 しかし、浦佐では降雪量はそれほど多くない。 ニュースを見ていると大雪のようなことを言っているが朝起きてみると意外なほど少ない。
今日は休日のため午前中に所用を済ます。 午後はお寺に行き押合い大祭宛ての請求書を確認し支払先のチェックをする。
お寺への登り口にある地蔵様が雪の衣をかぶっていた。
この地蔵様がここにおられる事は昔から知っているが、いつも何気なく気づかず素通りしてしまう。 気づかなくても、じっと見守っているんだよ!
きょう14日は何の日? バレンタインデー?・・・そんなの関係ねぇ!・・・ 夜テレビを見ていて、芸能人が番組の中であれほど「バレンタイン」「チョコレート」というフレーズを言っているのに、隣にいる妻は何の反応もなし・・・・! そっとコタツを抜け出て自分の部屋にこもる。
浦佐ではバレンタインデーより“子どもサンヨー”と言う大事な伝統行事がある日なのです。 正式には「白山神社祈念祭(春祭り)」の宵晩の日です。
参道を照らす雪灯篭
鳥居をくぐると白山神社のお社がある。
中では儀式が始まっていた。 氏子総代・市議・浦佐区長・大和モータース・八毘会他・・社殿あふれるほど祈願祭に参列していた。
儀式が終わるといよいよ福銭・福餅・福菓子が撒かれる。 気がつくと神社境内には、大勢の親子連れが来ていた。
まず宮司から参列者にお祓い!
撒与者が“撒く撒く撒くよー!”と声をかける、すると参列者が“撒け撒け撒けよー!”と相槌を打つそれを何回か繰り返した後いっせいに撒与される。 我さきにありったけ拾おうとする者で押合いへし合いになる。
子供に拾わせるんだよー!の声もかき消され、大人も必死になって欲で拾う。
この祭りが終わるといよいよ裸押合い祭りが来る!
子供は雪が降っても、風が吹いても、雨が降ってもいつも元気だ! 子供に連れられて大人も自然と集まる。 子供の賑やかな町は活き活きとなる。
地域活性化の原点は箱物を造ることでもなく、イベントをたくさんやることでもなく子供がたくさんいればみんな元気になり、地域も活性化できるような気がする。
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