5月13日(水) 天気:小雨・曇り ・晴れ
昨夜遅くから降った雨が大気中の塵や埃を洗い流し、小雨が降り続ける朝を迎えながらも久しぶりに美味しい空気をゆっくりと身体に取り込む・・・
ひんやりとした朝の空気が身体を引き締め、細胞が活動し始めるのが実感できるほど・・・
新緑の木々の葉も命の水を与えられたように生き生きとしている・・・
当り前のようにあると思っている生命の三原則『太陽と水と空気』に改めて感謝!
“コシヒカリの里”塩沢地区の田圃もほとんど水が張られ田植え最盛期を迎えている・・・
それにしても広大な農地が、まだここにはある・・・
田圃は生命の源泉地でもある・・・ぜひこの環境と景観を守って欲しい。
上記場所から少し走ると大河ドラマ”天地人”で大賑わいの雲洞地区に来る・・・
その清水街道に接する所に『庚申塔』があり、そこから上田方面を写す・・
この『庚申塔塚』の文字は、雲洞石龍氏の書によっている・・・ まだこの辺には田舎の原風景が残っている・・・
小雨の天気も午前中で上がり、午後からは回復してきた・・・
帰宅途中の午後6時10分頃、あちこち撮影しながら寄り道する・・・
大きな雲の塊が田んぼの水面に影を落とす・・・
空に浮かぶあれだけの大きさをもつ雲のかたまりでさえも、地上に映せば田圃1枚で足りるから不思議だ・・・
遠く残雪をいただく2000メートル級の山容すらも、すべて受け止めてその姿を水面に映す・・・
木々も山並みも雲も空も・・・すべて水の中。
あの太陽や月さえも取り込んでしまう・・・まさに宇宙がここに凝縮されている。
千変万化する“水”・・・異なる形にすべて合わせる“水”・・・形があるようでいて無い“水”
コップの中にも太陽を取り込むことができる“水”・・・
私は“水”になりたい・・・
ほぼ同じ位置で西山を写す・・・
低山でなだらかな山容の里山・・・
東山と西山はこれほど姿が違ってくる・・・
農作業に使うものを買いに六日町コメリに寄ってみた・・・
夕暮れ時の田圃に、各店舗の照明が映し出されていた・・・
もうそろそろ陽が沈む時間・・・明日は天気になりそうだ!

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